天童荘

天童荘

旬の逸品

“涼”を食す

芒種。夏至。向暑。
夏の山菜、「じゅんさい」の今シーズンの収穫が、2日から山形県村山市で始まりました。 村山市田沢の大谷地沼、天然のじゅんさいが自生している通称「じゅんさい沼」。
じゅんさいはスイレン科の水草で、新芽は「ぬる」と呼ばれるゼリー状の寒天質に包まれていて、つるっとしたのど越しの良さが特徴でございます。 また緑の深い池沼にて一人用の小舟の上から収穫する姿は美しい初夏の風物詩。
そしてなんと、ここのじゅんさい沼では、じゅんさいを自分で摘むという滅多にできない貴重な体験(要予約問い合わせ)をすることが出来ます。
今月の旬の逸品は、この「じゅんさい」でございます。
“とぅるん”と口に入ってくるジェット感がじゅんさいの醍醐味。
まさに“涼”が体に入ってくる感覚は、初夏の食事のスタートには最高です。 ぽってりと“水のジェル”が豊かなじゅんさいは、産地でいただくからこそでございます。
これからの季節、ご家庭でもそうめんや冷やっこの具にしても、夏らしい一品料理に変貌させてくれます。
そして今月は、器も衣替えにあわせて水玉やガラスの器などに変わって参ります。
今年は夏祭りなど夏のイベントも元に戻り、いよいよ熱い暑い「日本の夏」の到来でございます。
旬の逸品