![]() 蕃茄しゃぶ立秋、処暑とは裏腹に厳しい残暑が続く八月。食欲もつい鈍りがちなこの季節こそ、日本料理は色彩の美しさで五感を呼び覚まします。 強い日差しを浴びて糖度と酸味を蓄えた灼熱の太陽そのもののような艶やかな「赤」は、まさに夏の色。 「蕃茄」とは異国より渡り来た茄子の意。 「トマト」でございます。 そのトマトの旨味を繊細な日本料理の技で丹念に引き出した出汁にくぐらせるのは天童牛の最高峰「和の奏」。 きめ細やかな上質な脂が湯気の中でふわりと花開き、トマトの酸味と溶け合います。 脂の重みを酸味が受けとめ、口には爽やかな余韻だけが残る... 異なる二つの食材が織りなす、日本料理ならではの出会いと調和。 一見洋風にも見えるお料理ですが、手間暇かけた仕事がなされた正真正銘の日本料理でございます。 天童荘懐石は、味わいのみならず、涼を誘う演出や、季節を映す器に心を配り、しつらいに宿る夏の風情もお楽しみいただけます。 夏の季節に出会う「一期一会」の逸品を是非お楽しみください。 |
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