天童荘

天童荘

旬の逸品

出羽桜酒粕汁

立春。雨水。初午。
立春を迎える二月最初の午の日は、一年のうちで最も運気の高まる日。 「午(うま)」は方位の南を示し、時間は正午を表わします。
この時間は太陽が最も高く上がり、一日のうちで陽光の力が最も強まる時とされています。
初午は稲荷大神が鎮座された日であり、そのお使いとされるのがおきつね様でございますので、初午の日には、好物といわれている油揚げやお団子などをお供え致します。
また暦のうえでは立春ではございますが、盆地気候の山形ではまだまだ寒さ厳しく、「余寒」といったところでございます。
当地山形には、この冬の寒さを乗りきる為のあったかい郷土料理がさまざま伝えられ、その一つが酒処の山形の隠れた名品、酒粕を利用した「粕汁」。
いちょう切りにした大根など地物の根菜類を酒粕で煮込み、塩鮭を加えて深みを出します。最大の味の秘訣は酒粕。
今月の旬の逸品には、地元天童の酒蔵「出羽桜」の板粕を使いました。 「出羽桜」ならではの香り高い芳醇な酒粕の風味と塩鮭が出すコクがたまらない一品。
わざわざ寒い季節に訪れて、雪景色とともに味わっていただきたい、体の芯からぽっかぽかに温めてくれる雪国ならではの逸品でございます。
旬の逸品